家庭科ブログ

家庭科 1年間の成長

昨年も取り組んだ「グラフィックシラバス」を
今年も1年間を振り返って製作しました。

自分の成長を「メタ認知」する取組です。

学習をして、振り返る
これを繰り返すことで
大きく成長していくことにつながります。

美術科のみなさんの作品がすばらしく
ぜひお見せしたいという気持ちです。
ほんの少しですが
どうぞご覧ください!

 

 

 

 

 


1年生全クラスで実施します。
1年生の未作成クラスのみなさん、
構想を練っておいてくださいね!
楽しみにしています。

家庭科 文化を尊重する体験

授業の中で、1年間を振り返って
「やりがいがあったと感じたこと」
を文章で答える、という問題を出しました。

自らの体験を振り返る意味があります。
そのことで
自分の成長を認識する機会となります。

「やりがい」を感じる部分は
人それぞれです。
しかし、
当たり前ではありますが
授業に取り組むクラス全体の雰囲気によって
大きく影響を受けます。

みんなで協力せずには乗り越えられないポスターツアーも
協力し、作りだすことに楽しさを感じるまでに到達すると
みんなが大好きな調理実習さえも
上回ってしまうようです。
チーム力で大きく成長する様子に
こちらも嬉しくなります。

また、「バングラデシュ料理の調理実習」に関しても
感激する記述がありました。

*****
日本の米とは異なる米を
初めて見て、食べた。
その食感は、
今まで体験したことのないものだった。

また、手を使って食べたことも初めてで、
私はそれを体験し、
楽しむことができたが、
文化というものを尊重できずにいる人々もいた。
残念というか、かわいそうな人だと思う。

私は昨年9月に
第二高校の代表として
アメリカ合衆国のモンタナ州に行ってきた。

そのメンバー選抜の面接で
『「異文化を学ぶこと」は何につながりますか』
と聞かれた。
それの答えとして明確なものを持っていなかったので
その回答はあきらめた。
そのときから「異文化」を意識するようになった。
*****

この生徒のクラスでの
バングラデシュ料理にやりがいを感じた生徒の多さは
他のクラスより多い結果でした。
自分の中のひっかかりがあることで立ち止まり
考える。
そのような貴重な機会であったと感じます。

ヤスミン先生、御提案ありがとうございました。

家庭科 お正月のひご野菜

「ひご野菜」は15品目あります。
簡単に手に入るものばかりではありません。
お正月限定で店先で目にするものも
いくつかあります。

今回の調査で「食べた」と答えたものは
8種類。
50音順でお知らせすると、

熊本赤なす、熊本京菜、熊本黒皮かぼちゃ、
熊本長にんじん、熊本ねぎ、
水前寺せり、水前寺もやし、れんこん

でした。
生徒報告なので、多少間違い・勘違いがあるかもしれません。
さあ、最も使った報告が多かったのは
どれでしょうか?

 

 

 


れんこん、でした! 

家庭科 わが家のお雑煮報告

冬休みの課題「わが家のおせち料理アンケート」と
「私のおせち料理」報告。
そして、ホームプロジェクトが届いています。

おせち料理のアンケートには、
雑煮に関する項目もいくつかあります。
これを読んでいただいている
皆様の地域では
どんなお雑煮を食べていらっしゃいますか?

熊本(主に熊本市内)では、
こんな感じのお雑煮が多いのではないでしょうか?

 

生徒の投稿作品から2つ挙げてみました。

この雑煮にもあるように
熊本の雑煮には「水前寺もやし」
がよくつかわれます。
他にも、「熊本京菜」や「熊本長にんじん」
などがよくつかわれます。

熊本市では、これらを含む15品目を
「ひご野菜」として指定しています。

今回のアンケートでは、
おせち料理に使った「ひご野菜」を尋ねました。
現在提出済の中で
第二高校1年生での使用ランキング1位は
何だったでしょうか?

家庭科 わが家のおせち料理

いよいよ冬休みです。
今年の冬休みの課題は、
前回の記事でお知らせしたホームプロジェクトと
「わが家のおせち料理」です。

1つは「わが家のおせち料理」アンケートに
eラーニングで答えること。
もう1つは、
おせち料理に2品挑戦して
こちらもeラーニングに写真を載せること。

昨年のブログにも書きましたが
ユネスコ無形文化遺産に登録された理由の1つは
日本のとても貴重な食文化が
なくなっていかないように
大切に継承しましょう、ということです。

私たちの大切な文化を
家族と交流しながら
しっかりと見つめる時間にしていただけたらと
考えています。

生徒たちが超多忙な台所に
お邪魔します。
楽しむ気持ちで
何卒よろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。

家庭科 自分のルーブリック

冬休みを前に
家庭科では 2回目のホームプロジェクト実施へ向けて
生徒と共にルーブリックの検討を行っています。

ルーブリックとは、
複数の観点と尺度で
学習到達度の基準を示す道具です。
観点を縦に、尺度を横に並べた
マス目形式のものを使っています。

夏の課題で実施したホームプロジェクトでは、
既に作成されたルーブリックをガイドとして活用しています。

生徒たちは家庭で実践し、
ルーブリックで自分の到達度を確認して
提出します。
尺度は、
「期待している」「一部改善を要する」「改善を要する」
の3段階としています。

既に1回目に
「期待している」レベルの出来栄えだった生徒は
同じ尺度のままのルーブリックに
活動を制約されていてよいのか?
という課題がでてきます。

そこで今回は、
最初使用したルーブリックの
「期待している」欄に書かれた記述語を中央の列に配置しなおし、
左側の欄を空欄にしてみました。
そこへどんな言葉を当てはめると
もっといい活動になるのかしら?
ということを、みんなで考えました。

生徒は大変柔軟で
様々なアイディアが出てきました。

例えば
評価項目「テーマ」では、
「期待している」が
「家族の生活が良くなる課題が選ばれている」
と設定していますが、
「もっと上級」では、
「家族の生活が継続的によくなる課題が選ばれている」
という提案がありました!

なるほど。
一層よくなってますよね。

評価項目「内容の記述」では、
「期待している」が
「充実した内容を記述している」
と設定していますが、
生徒の提案では、
「見る人があきないような工夫した記述がある」
「充実した内容に加えて、ポイントがまとめてある」
「色分けや箇条書きなどで見やすい記述である」
など工夫した記述が考え出されました。

冬のホームプロジェクトは、
今回自分で作成した「自分のルーブリック」を使って
より一層高いレベルの活動を目指して
各自が家庭や地域で実践します。

御家庭で楽しみながら
温かな交流が生まれることを期待しています。
御家庭での見守りと御協力を
よろしくお願いいたします。

家庭科 親子丼、お家で作りました!

家庭科の授業では、
調理実習の事前学習で
「実習計画表」を作成します。

調理工程が一つずつ細かく分けて書かれた紙片を
時間の流れ、にそって並べていきます。
2つの火源を上手に使い、
衛生面を考慮しながら
効率的に調理が完了するように考えます。

学校での調理実習もありますが、
それだけでは「一人で」やり通す力は
なかなか身につきません。

そこで今年は
完成した実習計画表を使って
「家庭で調理実習を行い
ブログ形式で報告する!」
という課題に取り組みました。

学校では、動画を視聴し
実習計画表を完成させます。
献立は、
「親子丼、魚みつばの吸い物、青菜のピーナッツ和え」
です。

家庭では、その献立に沿って、
材料は家庭にあるものを柔軟に応用して取り組みました。

報告1番乗りは・・・

 

男子です!
カッコイイ!
とっても素晴らしくて、
「自分も!」と発奮した生徒がゾクゾク。

こちら、雑誌の写真のようですね!
キレイ

 

こちらは、
とっても上級な工夫が提案され、
野菜もリッチです。

素敵な家族の会話が聞こえそうな
写真を見せてもらって
嬉しい気持ちになります。

各御家庭での御協力
ありがとうございます。
ぜひ楽しい時間をお過ごしください!

家庭科 Awesome!

先週金曜日の
バングラディシュ料理は
一部英語科の先生方へ試食を持参しました。

堤先生からお返事がきましたよ!

*****
Awesome!
おなかペコペコで
夕食にいただきました。

学生のころ
1か月ほどインドを放浪したときに
よく食べたカレーのかおり!

懐かしくて、
ちゃんと手で食べましたよ!

ごちそうさまでした!!
おいしかった~!
*****

堤先生、Awesome!

家庭科 バングラディシュ料理の予習

1年生の調理実習は
全クラスでバングラディシュ料理に挑戦します。

1年理数科で
その予習をしました。

調理室では材料や料理の手順を
A4の紙に書いて、
ホワイトボードに掲示しますが、
その紙を使って
2人一組で協力し
レシピを解読しました。

知らない材料がたくさんですが、
レシピに使われている語句は
数が限られていて、結構簡単です。

その場で電子辞書を駆使し
あーでもない、こーでもないと
盛り上がりました。

実物投影機にA4の紙を映して
順番に発表です!

さ、理数科1年は来週調理実習です。
おいしいバングラディシュ料理が
できるかな?

家庭科 バングラデシュの美味しい料理

今日は本校ALTのヤスミン先生から
バングラデシュの美味しい料理を
教えていただきました。

先生オリジナルのイラストレシピを使って
材料や作り方を教えていただき、
いざ!実習です。

私たちが普段食べているお米とは
ずいぶん形の違うお米です。
炊くのに必要な水の量も
食べる時のテクスチャーも
相当違います。

作ったのは2品。
レンズマメのカレー「Dal(Daal)」

デザート「Shemai」です。

バングラデシュの料理は
相当辛いそうですが、
この「Dal」は
全く辛くありません!
御安心を!

デザートの「Shemai」は
みなさん初めての食材だと思います。
とっても美味しいです!
ナッツがいい仕事しています。

カレーを
現地の皆様は右手を使って
上手に食されます。
その方がおいしいそうです。
1年美術科の多くの生徒たちが
「右手で食べる」を実際に体験し
おいしさを感じました。

食べる様式にも違いがあり
お互いが尊重すべき文化があります。

1年生のみなさん
めったにないチャンスです!
料理を味わって
ヤスミン先生とたくさんお話ししてくださいね!
お楽しみに~!