1学年テーマ研究発表会

 1月11日(木)LHR相当の時間に1年生の普通科、美術科、理数科によるミニテーマ研究発表会を行いました(理数科は課題研究)。
 各クラス代表2班、美術科・理数科は3班、それぞれの科の持ち味を生かした発表となりました

 理数科手作りVR

 今日はとても寒く、カメラのレンズが曇ってしまったのか、写真がどれもピンボケでした。後日、他の写真も掲載します。

平成29年度GRⅠ・ASⅠ・SSⅠ
「テーマ研究発表会」発表班一覧

テーマ
1 POWER OF THE YURUKYARA 世界で1日に使う電力を
太陽光発電だけで賄うには?
2 健軍商店街リニューアルオープン 科学の発展が与える仕事への影響
3 県ごとに学力の差があるのはなぜ? なぜ文理選択の比が5:5にならないのか?
4 モテるゆるキャラの鉄則! Forth Of Frictions
5 もし宿題がなかったら・・・? 環境と身長の関係
6 睡眠と集中力の関係 ゆるキャラが誕生すると県がGrow upする!?
7 アツアツの天津飯を食べたーい!! 少女漫画を徹底解剖!!
8 きれいな水をつくる! 外来種の実態
A 子どもに好かれる動植物園を目指そう 次世代型防災リュックの開発
S 白昼と夕方の太陽スペクトルの色の割合の分布 疲労と睡眠の関係
~理数科のみんなに快適な眠りを~
情報科学~VRとは?~  

 三科合同のテーマ研究発表会も5年目です。
 美術科は絵の具を作ったり、絵の具の廃液の浄化を考えるより科学的な研究テーマが増えました。また、デザインを通して、震災について考える班、震災後の動植物園を応援する班、美術史に正面から取り組む班と美術の多様性を感じさせました。
 理数科はScienceのスペシャリストを目指す人材らしく、内容・検証・発表全てにおいて、普通科、美術科へのお手本となってくれました。また、研究を深めるだけでなく、伝えることのスキルも年々向上しているのを感じます。
 普通科はテーマを一見すると簡単な内容に感じるかもしてませんが、「理系と文系はなぜ・・・?」の班は数学への展開ですし、「天津飯」も実験を通して科学的な検証を深めています。(さぞおいしい実験だったと思います)
 今回、特に熱かったのが「もし宿題がなかったら?」班です。ただの愚痴ではありません。自分たちでアンケートをとって宿題にかかる時間と成績の相関関係を検証し、第二高校生にとってベストの課題量を提案しています。そして、学校全体を巻き込む教育実験を考えていますが、どうなるでしょうか?
 内容は科学そのものではなくとも、大切なのは課題を発見し、それを論理的に検証し、結論に導く。そして、自分たちの思いを的確に伝える。というプロセスが何より大切なのです。
 3月のSSH成果発表会が楽しみです。