SSH事業「建築との対話」光嶋裕介講演会

 建築士 光嶋裕介さんをお招きして、二日にわたって講演会を開きました。まずは、写真で報告します。後日生徒たちの感想をもとに、詳しく振り返りたいと思います。

◆プログラム1 講演 「建築との対話」 美術科1年

 光嶋さんの著書「建築との対話」をベースに、ご自身の半生を振り返つつ、建築の本質についてレクチャーしていただきました。
◆プログラム2 講演「建築家の仕事」 全科、全学年希望者63人
 内田樹さんの自宅兼道場を設計したことでも知られる光嶋さん。空間が果たす役割の重要さに気づかされました。

著書にも紹介されているスケッチを実際に手に取ってみる贅沢な時間。美術科普通科を問わず、食い入るように見ていました。

生徒の個別の質問にも丁寧に答えていただきました。

◆プログラム3 「講演+ワークショップ~幻想都市絵巻~」
 美術科1年、理数科1年(美術、書道選択)、普通科文系2年(美術、書道、フードデザイン選択)それぞれ50分のプログラム

12㎝×12㎝の絵を隣同士繋つないで大きな一枚の絵にします。

光嶋さんもその輪に入ります。

光嶋さんの隣に座った生徒は緊張していましたが、かなり刺激を受けてみんな良い作品を仕上げました。

絵をつなげる(コネクトする)ことによって、対話が生まれ、もっといい作品をつくろうとするムーブメントができました。また、コネクトするとは受け身で待つのではなく、相手にパスする、干渉する行為も必要なんだと学びました。

みんなの絵をつなげます。

どの学年、どの科も素敵な笑顔でした。どんなに楽しく充実していたか、写真を見ていただければわかると思います。
光嶋さん、遠路お越しいただきありがとうございます。貴重な体験となりました。