第11走者?の長谷川(日本史)です

 4月から第二高校に講師として赴任している長谷川です。 担当科目は日本史・現代社会です。面倒見の良いお兄さん、 地学の田上先生からバトンを頂きましたので、やや遅れましたが投稿します!

 私は昨年度大学を卒業したばかりの新米教師で、 恥ずかしながら分からないことが星の数ほどあり、 毎日が失敗の連続です(笑)。しかし、 必ず他の偉大な先生方に追いつき、追い越せるよう、 日々奮闘中です。特に、今奮闘していることは「授業力の向上」です! 現在第二高校は、生徒にこれからの社会で生き抜く力を身につけさ せるため、アクティブ・ ラーニングという学習法を積極的に授業に導入しようとしています 。私もこの手法を授業に取り入れています( 取り入れているつもりです)。その一部をご紹介します。

日本史A 「近代文学の発達」

 近代文学の歴史をたどる授業でした。 生徒は樋口一葉や夏目漱石など有名な人物は知っているものの、 その著者の作品を読んだことがなく、 ロマン主義や自然主義だとかいう話にイメージがつかないご様子。 ならば実際に古典文学を読んでみようということで、 授業内で近代文学作品作品の一つに簡易的に触れ(小川義男著『 あらすじで読む日本の名著』(中経出版)等を用いて)、 それぞれの生徒が読んだ作品のあらすじと主義についてグループ内 で発表し合い、共有させました。

それぞれの文学史観を共有しているところ。

この共有した文学史観を頼りに時代背景や細かな作品まで目を向けていきます。

他にも様々な学習活動を行っています。以下は「大津事件」を授業で取り扱った際、史料をもとに①概要②政府対応③裁判所対応を生徒にグループで協力してホワイトボードにまとめたもの。

美術科の生徒の中には大津事件をユニークに説明してくれたものもありました。


生徒の力もあり、楽しく授業をさせてもらっています。今後も益々授業力向上に取り組んで行く次第です。


それでは次のバトンですが、イケメン数学教師の牛島先生に渡したいと思います!
よろしくお願いします。