家庭科ブログ
マイグラフィックシラバス発表会
1年を振り返ってリフレクション。
自分の学びをグラフィックシラバスに
してみました。
これまでを振り返って作成した
グラフィックシラバスは
各自の学びの概念図です。
同じ授業を受けているのに
ついた力(と各自が認識している)は
ずいぶん違います。
作り上げたものを
1分間で説明してみました。
図も違えば説明も違う。
とっても充実した時間となりました。
普通科も理数科も美術科も
どれも各自の学びが表現され
しかも満足度の高いものでした。
家庭科 新しい洗濯表示の記号
下の記号が意味することは
何でしょう?
新しい、といっても
平成28年12月1日以降ですので
新しくなって1年以上経過しました。
衣料品の生産・流通も国際化し
消費者の利便性を高めるために
50年ぶりの改訂だそうです。
記号を理解しても
使えるところになかなか達しませんが
今の記号は
その意味を理解するところからのスタートです。
最初の記号は
□が「乾燥のしかた」
を表しています。
中の「-」が「平干し」
左斜めの線が「陰干し」
を意味しています。
冬休みの課題では
「セーターを手洗いしよう!」
という課題に取り組みました。
衣生活の自立、です。
洗い方、洗う液温、使う洗剤、干し方・・・
衣生活の管理には
様々な知識と技術が必要です。
手洗いをすることで
使う水や洗剤の量に
意識が向けられます。
持続可能な衣生活へ向けて
自らが実践すべきことを
見つめる機会になったでしょうか?
家庭科 最古のスパイス
バングラデシュ料理の調理実習が
全クラス終了しました。
曜日の都合で
1月になってしまったクラスもありました。
生徒は終了後、
実習記録とともに
アンケートツールへの投稿にも取り組みます。
授業を通して得た知識をもとにした
クイズなどが含まれています。
Q1 いわゆる「カレーの色」、
その中心となっているスパイスはなんでしょう?
答え:ターメリックです。
日本語では「うこん」ですね!
Q2 カレーのいい香りの中心、
そのスパイスは何でしょう?
答え:クミン です。
今回の献立では、
ホールのクミンシードと
パウダーのクミンの両方使いました。
Q3 とても歴史が古く、
「最古のスパイス」とも呼ばれるスパイスは?
答え:カルダモン です。
正答率、これが最も低かったです。
クイズを終えて
「食の背景にある文化を意識し、
実習で学んだことを他校の友達へ伝えましょう」
という記述問題にも取り組みました。
生徒たちへは通信を作成し
内容をシェアしました。
家庭科 ヤスミン先生とカレー
今年もALTのヤスミン先生をお招きして
理数科で調理実習を実施しました。
テーマは
”英語を使って「食べる」を楽しもう!”
事前学習は英語のレシピの解読から。
香辛料がたくさんでてきて
わくわくです。
実習では
実物を見たり
香りをかいだりしながら
説明していただきました。
ヤスミン先生の御両親の出身地
バングラデシュ料理を作り
舌つづみをうちました。
(画面外ですがマサラチャイティーも味わいました)
あ~おいしかった♬
家庭科 春日ぼうぶら入りの呉汁
本日から「郷土の野菜を使った調理講習会」
始まりました。
写真の野菜を入れ、人文字を入れ、
大豆をすりつぶした「呉」を入れた
呉汁を作っています。
写真の野菜は
「春日ぼうぶら」です。
甘くて柔らかいかぼちゃです。
煮ているうちに煮崩れてしまうので
写真のように少し大きく切っています。
この呉汁には、
南関揚げを手で細かくして
入れてあるので
味に深みがあり
とても美味しいです。
生徒のみなさん
ぜひお家でもう一度チャレンジしてみてくださいね。
家庭科 郷土の野菜を使った調理講習会
来週から、地域の食生活改善推進員のみなさまに
御協力をいただき、
今年も標記の講習会を実施します。
今年の工夫は
調理実習で使う「春日ぼうぶら」をはじめとした
「ひご野菜」について
事前課題のクイズに挑戦するところです。
さて、生徒のみなさんは
何点取れるでしょうか?
クイズは7問。
いくつか御紹介します。
*****
Q1 初代藩主細川忠利公にまつわる
野菜を使った郷土料理です。
切り口が、細川家の九曜紋に似ており、
「先が見通せる」ということで
縁起物とされている野菜を使っています。
この野菜を使った郷土料理は何?
*****
簡単ですね。
「辛子レンコン」です。
すでに積極的に挑戦していただいた
先生がいらっしゃいました!
ありがとうございます!
これから寒くなりそうですね。
金木犀の香りが校内を包んでいます。
東区食生活推進員協議会のみなさま、
どうぞよろしくお願いいたします。
家庭科 KPポスターツアー
本校「家庭基礎」・「科学家庭」の授業では
「探究」の取組の1つとして
KPポスターツアーを年に2回実施しています。
KPは「紙芝居プレゼンテーション」の頭文字。
紙芝居のように紙をめくりながらプレゼンをする方法です。
思考整理の道具として、
またグループの合意形成の道具として
機能します。
今回は保育領域の内容で
ポスターツアーを行いながら
「社会の一員として、あなたに今できることは?」
を考え続けました。
テーマは7つ。
協力してストーリーを完成させました。
一人の分量はB4 2枚、1枚あたり15秒程度の分量。
6人で力を合わせ、1ストーリー3分に仕上げます。
「ポスターツアー」とは
ジグソー法的なグループの再編成を行って
ポスターの内容を共有するところに特徴があります。
ポスターを作った各グループから1人ずつという
グループ再編成を行いますので
自分が作ったポスターが手元に来たら
必ず発表しなければなりません。
全員が発表する機会があるということです。
本日1年8組と1年A組で実施しました。
動きの把握に不安があった生徒たちも
動き出せば生き生きとプレゼンを楽しんでいました。
*****
他のグループの発表を聞いて、
赤ちゃんには食べさせてはいけないものが
けっこうあることもわかったし
一人一人違うから、
その子に合わせた服を選んだりしないといけないこともわかった。
児童虐待の原因等たくさんのことに気づけたと思う。
自分が親になったときのために
もっと多くのことを知りたいし、
自分が知っていることは広げていきたい。
*****
8組の授業終了後
「楽しかった~」
というコメントが聞かれました。
動きは複雑で、準備が大変な気もしたけど
やってみたらとっても楽しかったそうです。
あとのクラスは中間考査後に実施予定です。
家庭科準備室前には8組A組の作品を展示しています。
生徒のみなさん、
ぜひ参考に、見に来てくださいね。
家庭科 被服チェック
以前のブログでも御紹介しましたが
家庭科準備室前の金属の壁面を
「一品持ち寄り弁当の日」のクラス写真などを
マグネットで貼る掲示板として活用しています。
今日は、明日〆切の「被服チェック」投稿者一覧
を掲示していますので
いつもより多くの生徒たちが
とっても熱心に確認しています。
家庭基礎・科学家庭では、
これから被服領域に入ります。
被服領域では、
他の領域以上にできることの個人差が大きく
事前調査をすることが重要です。
診断的評価ですね。
自分のできることを8段階(独自設定)でメタ認知する
「自立度チェック」(第二高校版)と同じように、
授業で取り組む「まつりぬい」や「ボタン付け」
など20項目をどの程度できるのか
自分で診断する「被服チェック」を実施しています。
eラーニングで投稿する形式ですので
どのくらいできるのか、
自動で数値化されたものを把握できます。
数値の小さい項目を重点的に
授業で取り扱うようにしています。
”苦手”と思っていたけど、
できるようになった!
という嬉しそうな生徒の声が
今年も聞けることを期待しています。
家庭科 課題をスムーズに
1年生へ向けて
家庭科では毎年、
運動会までの課題を出しています。
「現代における家族に関する新聞記事」
を切り抜き、要約し、まとめと課題を書くものです。
熊本県の高校の家庭科教師で作成している
「家庭科学習ノート」
に出題されていますので
県内の多くの高校生が取り組んでいる課題です。
例年、取組の中に
趣旨からずれている記事を取り上げているもの
まとめの内容が不十分であるもの
などなどがみられます。
そこで今年は、
取り組む前の説明の際に
何を目的に、どういう条件で取り組むのか
口頭での説明だけでなく
文書で、チェックリスト形式を取り入れて
提示してみました。
提出されたノートを見ると
例年より取り組みやすかったのではないか
と思われるものがたくさんみられます。
当たり前ではありますが
「課題に取り組みやすくする工夫」が
課題を深く掘り下げて取り組むことにつながると
実感しています。
家庭科 授業スタートの参考に
現在、家庭科室前の防火扉は
マグネットを活用し
掲示板として機能しています。
これも地震経験から生かされたアイディアです。
年度末、家庭クラブの活動の一環として
また、美術科1年生にも協力してもらい
1年学習してきた授業を
グラフィックシラバスとして表現してもらいました。
その教科の「学びの構造」を確認できます。
教員からは、生徒へよく伝わっていることが
確認できます。
新入生のみなさん、
これから始まる授業で
どのような学びが待っているのか
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
今年度の家庭基礎では
テキストのシラバスだけでなく、
教師が作成したグラフィックシラバスも提示し
生徒のみなさんが 学びやすく なるよう工夫する予定です。
いいアイディアがあれば
ぜひお寄せください。