家庭科ブログ

家庭科 郷土の野菜を使った調理講習会

来週から、地域の食生活改善推進員のみなさまに
御協力をいただき、
今年も標記の講習会を実施します。

今年の工夫は
調理実習で使う「春日ぼうぶら」をはじめとした
「ひご野菜」について
事前課題のクイズに挑戦するところです。
さて、生徒のみなさんは
何点取れるでしょうか?

クイズは7問。
いくつか御紹介します。

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Q1 初代藩主細川忠利公にまつわる
野菜を使った郷土料理です。
切り口が、細川家の九曜紋に似ており、
「先が見通せる」ということで
縁起物とされている野菜を使っています。
この野菜を使った郷土料理は何?
*****

簡単ですね。
「辛子レンコン」です。
すでに積極的に挑戦していただいた
先生がいらっしゃいました!
ありがとうございます!

これから寒くなりそうですね。
金木犀の香りが校内を包んでいます。
東区食生活推進員協議会のみなさま、
どうぞよろしくお願いいたします。

家庭科 KPポスターツアー

本校「家庭基礎」・「科学家庭」の授業では
「探究」の取組の1つとして
KPポスターツアーを年に2回実施しています。

KPは「紙芝居プレゼンテーション」の頭文字。
紙芝居のように紙をめくりながらプレゼンをする方法です。
思考整理の道具として、
またグループの合意形成の道具として
機能します。

今回は保育領域の内容で
ポスターツアーを行いながら
「社会の一員として、あなたに今できることは?」
を考え続けました。

テーマは7つ。
協力してストーリーを完成させました。
一人の分量はB4 2枚、1枚あたり15秒程度の分量。
6人で力を合わせ、1ストーリー3分に仕上げます。

「ポスターツアー」とは
ジグソー法的なグループの再編成を行って
ポスターの内容を共有するところに特徴があります。
ポスターを作った各グループから1人ずつという
グループ再編成を行いますので
自分が作ったポスターが手元に来たら
必ず発表しなければなりません。
全員が発表する機会があるということです。

本日1年8組と1年A組で実施しました。
動きの把握に不安があった生徒たちも
動き出せば生き生きとプレゼンを楽しんでいました。


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他のグループの発表を聞いて、
赤ちゃんには食べさせてはいけないものが
けっこうあることもわかったし
一人一人違うから、
その子に合わせた服を選んだりしないといけないこともわかった。

児童虐待の原因等たくさんのことに気づけたと思う。

自分が親になったときのために
もっと多くのことを知りたいし、
自分が知っていることは広げていきたい。
*****

8組の授業終了後
「楽しかった~」
というコメントが聞かれました。
動きは複雑で、準備が大変な気もしたけど
やってみたらとっても楽しかったそうです。

あとのクラスは中間考査後に実施予定です。
家庭科準備室前には8組A組の作品を展示しています。
生徒のみなさん、
ぜひ参考に、見に来てくださいね。

家庭科 被服チェック

以前のブログでも御紹介しましたが
家庭科準備室前の金属の壁面を
「一品持ち寄り弁当の日」のクラス写真などを
マグネットで貼る掲示板として活用しています。

今日は、明日〆切の「被服チェック」投稿者一覧
を掲示していますので
いつもより多くの生徒たちが
とっても熱心に確認しています。

家庭基礎・科学家庭では、
これから被服領域に入ります。

被服領域では、
他の領域以上にできることの個人差が大きく
事前調査をすることが重要です。
診断的評価ですね。

自分のできることを8段階(独自設定)でメタ認知する
「自立度チェック」(第二高校版)と同じように、
授業で取り組む「まつりぬい」や「ボタン付け」
など20項目をどの程度できるのか
自分で診断する「被服チェック」を実施しています。

eラーニングで投稿する形式ですので
どのくらいできるのか、
自動で数値化されたものを把握できます。
数値の小さい項目を重点的に
授業で取り扱うようにしています。

”苦手”と思っていたけど、
できるようになった!
という嬉しそうな生徒の声が
今年も聞けることを期待しています。 

 

家庭科 課題をスムーズに

1年生へ向けて
家庭科では毎年、
運動会までの課題を出しています。

「現代における家族に関する新聞記事」
を切り抜き、要約し、まとめと課題を書くものです。

熊本県の高校の家庭科教師で作成している
「家庭科学習ノート」
に出題されていますので
県内の多くの高校生が取り組んでいる課題です。

例年、取組の中に
趣旨からずれている記事を取り上げているもの
まとめの内容が不十分であるもの
などなどがみられます。

そこで今年は、
取り組む前の説明の際に
何を目的に、どういう条件で取り組むのか
口頭での説明だけでなく
文書で、チェックリスト形式を取り入れて
提示してみました。

提出されたノートを見ると
例年より取り組みやすかったのではないか
と思われるものがたくさんみられます。

当たり前ではありますが
「課題に取り組みやすくする工夫」が
課題を深く掘り下げて取り組むことにつながると
実感しています。 

家庭科 授業スタートの参考に

現在、家庭科室前の防火扉は
マグネットを活用し
掲示板として機能しています。
これも地震経験から生かされたアイディアです。

年度末、家庭クラブの活動の一環として
また、美術科1年生にも協力してもらい
1年学習してきた授業を
グラフィックシラバスとして表現してもらいました。
その教科の「学びの構造」を確認できます。
教員からは、生徒へよく伝わっていることが
確認できます。

新入生のみなさん、
これから始まる授業で
どのような学びが待っているのか
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?

今年度の家庭基礎では
テキストのシラバスだけでなく、
教師が作成したグラフィックシラバスも提示し
生徒のみなさんが 学びやすく なるよう工夫する予定です。
いいアイディアがあれば
ぜひお寄せください。