普通科ブログ
未来新聞発表会
未来新聞とは将来起こるであろう出来事を想像して、架空の新聞記事を書くことです。これは自分事として課題発見をすること、社会の為に貢献することを考えるトレーニングになります。また、仮説設定の練習でもあります。
今回、集まった見出しを一部紹介します。
「くまモンに新しい家族が☆☆」
「熊本県全体に電車開通」
「益城につながる市電線路」
「ながらスマホ事故件数0!!」
「『文理選択』の中学時引き下げ」
「熊本県水族館開宴」
「熊本!九州のおへそ化」
「恐竜体験型施設『THE DINOSAUR』」
「熊本への外国人延べ宿泊数200万人突破」
「届けよう水を!待っている県がある」
写真は発表会の様子です。ここでも相互評価はICEルーブリックを活用しています。
今回の発表会はA3用紙に記入したものを実物投影機で拡大しています。ICTの活用も第二高校の研究テーマです。
フードデザイン・美術Ⅱコラボ授業
7月4日、現役パテシエールをお招きして、ケーキの盛り付け講習会を開きました。なぜ、美術も参加したかというと、色彩の勉強の実践編として、料理の盛り付けが最適だからです。今回の講師は第二高校美術科の卒業生です。アシストをしてくださった方も同級生、卒業しても仲がいい皆さんです。
▲まずはお手本、プロは果物のカットから手つきが違います。さりげない動作に生徒たちはどよめいていました。
ケーキは食べたことのない美味しさだったそうで、試食は皆無言でした。
ごちそうさまでした。
毎年はできないかもしれないので、そこはご了承ください。
1年生講演会 ジェーンズ邸再生プロジェクト
第二高校の総合的な学習の時間は、SSH第4期スタートに伴い、普通科がGR(グローバルリサーチ)、美術科がAS(アートサイエンス)、理数科はSS(スーパーサイエンス)と学校設定科目となっています。
SSHと言えば科学的探究能力の育成が大きな目標となりますが、普通科・美術科に関しては理数科のような膨大な実験の時間をとることはできません。ですから、理数科の成果を参考にして「課題発見・課題解決」のプロセスを経験することで科学的探究の基礎を身に着けることをGR・ASの目標としました。
そこでお手本として登場していただいたのが熊本県立大学の学生さんが立ち上げた「プロジェクトJ」の皆さんです。プロジェクトJは熊本地震で被害を受けた熊本の文化財を保護するために、学生でも、学生だからこそできることを考え行動しました。
総合管理学部と環境共生学部の学生さんが互いの特徴を生かした活動を報告してくださいました。
講演中の生徒たちの様子は、目がキラキラして話に引き込まれているようでした。最後に「自分にも何かできそうだと思った人!」と問いかけましたら、ほとんど全員が手をあげてくれました。一時間の講演でこんなに人は成長するのですね。
プロジェクトJの皆様、熊本県立大学様、貴重なお話ありがとうございました。
また、このプロジェクトで頒布されるペーパークラフトは家庭科の授業で制作します。こちらも楽しみですね。
1学年通信「ごろく」発行
56期生である1学年の学年通信、その名も「ごろく」。題字は副校長先生です。先日のPTA総会で保護者の皆さんにお配りしました。
震災からの学び。デザインの視点から
美術Ⅰ振り返りの中で、震災について考える項目をつくりました。どんなアイテム、デザインがあるとよかったかという質問で「荷物を運ぶカート」、「トイレをきれいに使うアイコン」「水を運ぶときに使いやすい取っ手」「グルメテーブルかけ」「体育館や車の中で使える寝具」などが出ました。
そこで、今回用意しました課題は新聞紙の靴です。「簡単、温かい、どこにでもある、退屈しのぎになる、なんとなく笑える」の手探りですが可能性を感じる課題です。
震災時、トイレが泥で汚れてスリッパが欲しいなどの要求があったとき、これ使えたのでは?と思っていました。
30分くらいの制作でした。時間をかけるとハイヒールとか作れます。時間の関係で、全てのクラスでできませんでしたが、楽しい課題でした。みんなでテーブルを囲み手仕事をするのは、心の安定にとてもいいですね。