職員室ブログ

二高にPepperがやってきた!

 情報科目を担当している篠倉です。教育現場において簡易ロボットを使ったプログラミング学習が勢いを増していく中、本校ではソフトバンクグループ(株)の「Pepper 社会貢献プログラム2」に参加することになり、10月30日(火)にロボット「Pepper」が納品されました。
 Pepperの知名度は高く、コンピュータ室に運び込む際には多くの生徒が「Pepper君だ!」と声を上げていました。その後は、授業の合間や昼休み・放課後に、生徒たちはPepperとのたわいない会話(ほとんど噛み合っていませんが・・・)や英会話ソフトでのやり取りを楽しんでいます。さすがに授業中はスリープさせますが。
 当面、理数科2年の学校設定科目「スーパーサイエンスⅡ」の情報班が、Pepperの効果的活用方法及びそれを実現するプログラミングの研究を実施します。将来的には、これまで情報科目において理数科のみに留めていたプログラミング学習を、普通科及び美術科まで広げていくことも視野に置いています。

先生たちもさらに頑張ってます職員研修②

 平成30年8月30日(木)セミナーハウスにて第二高校第2回職員研修が行われました。
 事前、事後アンケートはFormsという集計システムを使用し、ICT活用も浸透しています。
 当日は、ベネッセVIEW21高校版編集長 柏木崇氏をお招きし「社会環境の劇的変化にいかに対応するか」という演題で基調講演をしていただきました。

 次に、「主体的、対話的、深い学びに向けた授業改革」「探究型授業を目指した授業改革」としてSSH部主任福田先生が事例発表、SSH部・授業開発部・文部科学省指定教育課程指定校事業の担当として田尻先生が事例発表及び「ティーチング・ポートフォリオ・チャート作成(東京大学大学総合教育研究センター栗田佳代子先生の資料を参照しています。)」ワークショップの進行をしていただきました。

 

 今回のワークはそれぞれの授業改善の課題などを、枠内の内容に沿って付箋に書きだしていくことで、「個人の教育活動の視覚的整理」「自己省察による俯瞰と構造化」を行いました。

 

 

 ペアワークでお互いの内容を共有することで、お互いの実践や課題を理解することができました。

先生たちも頑張ってますH30職員研修

 7月9日(月)、「高大接続と進路指導」をテーマに平成30年度第1回職員研修がありました。
(1)基調講演 「生徒の可能性を引き出すために」山本校長

(2)事例発表1「eポートフォリオ導入に向けた準備の進め方」田尻教諭

(3)事例発表2「新テスト導入に向けた各教科の取組」各教科、科目代表


 

 進路指導主事による、総括と今後の動向に関する説明。
 
(4)協議
 ①各講演を受けて生じた疑問悩み等を個人で記入
 ②①をグループで共有する
 
 ③グループで本校が有する課題解決の為の新たなアイデアを一つ取り上げ、KP(紙芝居プレゼンテーション)を作成する。
 ④黒板に一斉に貼り出し共有する。
 ⑤各グループ発表

 例えば、「全ての授業を英語でしませんか?」

「読解力育成の為、図書館を活用しましょう!」

 2時間以上の長時間の研修でしたが、グループワーク、発表は和気藹々とした雰囲気でありつつ、今後の課題も共有できた充実した内容となりました。

(6)振り返り、ICEによる自己評価。 

 閉会。次回は8月30日、テーマは「探究型授業の開発」の予定です。授業開発部殻のお知らせで、今週まで実施の相互研鑽授業、この研修の機会をさらに発展させ来週まで行います。国語科スーパーティーチャーの研究授業、化学と美術のコラボ授業「プルシアンブルーをつくろう」も実施されます。
 「学ぶことは楽しいこと」だと、まずは教師私たちが思うことだと感じた一日でした。

 参加していただいた先生方、ありがとうございます。

私の夢

安武先生からブログを引き継ぎました、野球部の甲子園出場が待ち遠しい中島健太郎(独身)です。ブログを引き継いでから本当に長い月日が過ぎてしまい、心からお詫び申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。今回は、私の夢について書かせていただきたいと思います。

僕の高校時代の夢は、甲子園出場、プロ野球選手になること、この二つでした。普通の進学校に入学した僕は、この夢を馬鹿にされたり、無理だと言われることも多々ありました。進路希望調査の第一希望にプロ野球選手と書いて提出したら、担任の先生から呼ばれて怒られました。真面目に書け!と・・・僕はいたって真面目でした。周りから何と言われても、自分の夢を叶えるために必死に頑張りました。しかし、結果として夢を叶えることはできず、次のステージである大学へ進学しました。そこでも、夢を諦めることはできず、必死にもがいた4年間でしたが、現実は厳しく、自分の力のなさを思い知りました・・・

僕の現在の夢は、生徒たちと共に甲子園出場することです。本校野球部は「感動野球」をスローガンに日々野球に取り組んでいます。勝っても負けても、野球を応援してくださる方々に感動を与えられるような熱い野球をしたいと思っています。そうは言っても、これが簡単なことではありません。上手くいかないことばかりです。心が折れそうになることも多々ありますが、そんな自分に力を与えてくれるのが、野球ノートに書いてある、生徒たちの言葉です。そこに書かれている一つ一つの熱い言葉に心が揺さぶられ、また夢を追いかることができています。

本校野球部はまだ甲子園に出場したことはありません。しかし、生徒たちは本気で甲子園目指して頑張っています。今年も多くの新入生が入部してくれ、本当に嬉しく思っています。強豪校のような力はありませんが、それでも熱い気持ちを持って頑張っています。野球部OBの方々も、同窓生の方々も本当に心強い応援をしてくださり、その思いに何としてでも答えたいと思っています。これまで、甲子園に行けず悔しい思いをさせてきた生徒の分も・・・

何度夢に挑戦しても負けてばかり、夢は叶うことなく悔しくてたまらない思いばかり、それでも本気で一生懸命頑張ってくれる生徒たちがいる。甲子園に行ったことのない私の指導に本気で向き合ってくれる生徒たちがいる。だから、私は絶対に夢を諦めず戦うことにしました。どんな難問にも必ず答えがある。挑戦すれば必ず答えは出せることを信じて。

 

これが私の夢です。余談ですが、私は腰の状態があまりよくないので、野球部の生徒からプレゼントしてもらった、電動マッサージ機と腰当てクッションを大切にしています。仕事の際には椅子にクッションを当て、毎晩マッサージ機を使用することで体のコンディションを整えています。本当に野球部のみんなありがとうございます。

 

最後に、どうすれば甲子園に行けるのか、いろんな指導者の方々に相談する中で、よく自分の生活を安定させろと言われます。すなわち「KK」が必要不可欠だということです。「KK」も私の夢の一つに追加させていただき、終わりにしたいと思います。

 

拙い話を読んでいただき誠にありがとうございました。

 

では、次のブログバトンは、顔は怖いけど実は優しいバスケットボール界のカリスマ佐藤勝利先生に渡したいと思います。ご期待ください。

ガンバレ科学系部活動生

地学の田上先生からブログを引き継いだ物理の安武です。

襷を託されてから一か月たってしましました。

その間に一年生の修学旅行や生徒理科研究発表会大分大会に行ってきましたので、今回は生徒理研大分大会について書きます。

 生徒理研九州大会は学年末考査直前の2/11(日),12(月)に大分の別府大学を会場に開催されました。開会式には、発表・運営の生徒総勢で400人を超える生徒が講堂に集まり、生徒の司会進行で幕を開けました。式の最後は次年度開催県(佐賀県)の生徒が元気よく佐賀大会への案内をしました。生徒主導が印象深い開会式でした。

 個性豊かな科学系部活動の生徒達ですが、いざプレゼンが始まると自分たちの研究を分かってもらおうと熱心に語ります。九州大会に出場してくる研究は部員たちの思い入れも強く、見ごたえ(聞きごたえ)のあるものばかりでした。

 本校からは、化学部がステージ発表、物理部がポスター発表に出場しました。残念ながら上位入賞はかないませんでしたが貴重な体験となりました。理数科がある第二高校は県下でも珍しく物理・化学・生物・地学の科学系部活動全分野が揃う学校です。それぞれ少数精鋭の部活動ですが、4分野が揃う伝統を大事にして欲しいと感じた2日間でした。

 ところで、大会前日の10日(土)に別府入りしたのですが、その日は久しぶりに本降りの雨で波乱を予感させる出発でした。案の定、11日(日)から寒波の影響がもろに出て横殴りの雪が降る荒れ模様の中での大会になりました。気温も3℃までしか上がらないのにポスター発表会場のエアコンはエラー表示。本部に問い合わせたところ、「人が集まれば多少は暖かくなると思いますよ」という慰めにもならない回答。悪い予感は的中し、その日の宿泊先に行くと旅行業者のミスで予約が入っていない。夕食を取りながら待つこと1時間半、ホテルのご厚意で部屋を準備していただき何とか最終日を迎えることができました。最終日も朝から雪模様の天気で高速道路も一部不通との情報が入りました。山越えのやまびこ号は大丈夫かと心配しましたが、何とか予定通り帰り着くことができました。ハプニング続きでしたが「旅行にハプニングはつきものです」と動揺することなく語る2-S,K君の逞しさにハッとさせられた大会でした。ガンバレ科学系部活動生!!


では、野球部の練習試合解禁日が待ち遠しい中島先生にブログを受け渡します。