2017年12月の記事一覧
第二高校で初担任
濱﨑先生から約一か月前にバトンをもらい(もらったことを忘れ)、福田先生の中継ヘルプが入り、ようやく書きました。
第二高校三年目の池下学です。現在2年7組の担任をしています。
二年前に部活動(女子テニス)の九州大会出場の記事を書いたので、今回はクラスのことを書こうと思います。
私は2015年4月に第二高校へ赴任しました。昨年初めて1年4組の担任をし、今年で担任歴2年となりました。
今年受け持たせていただいている2年7組は普通科理系クラスで男子が多いです。(現在39人中27人男子、12人女子)
私自身、日本史担当なのでド文系であり、男子がクラスの3分の2を占めるというような経験はありませんでした。高校時代は44人中男子14人、女子30人でしたので、今は高校時代と全く逆だな~と思いながら日々過ごさせてもらっています。
〇学級目標
これは一学期の最初にクラス目標をクラス全員が案を出し、その後多数決で決まったものです。あのときは第二高校で1位を目指す気概に溢れていました。その時の気持ちを思い出し、残り三か月間を過ごしていきたいと思います。
〇文化祭
〇修学旅行
〇クラスマッチ・決勝戦試合直前 ソフトボール優勝!
四枚の写真を掲載しましたが、言いたいことは、
【かけがえのない充実した時間を子どもたちのおかげで過ごさせてもらっている】
ということです。第二高校は素直な生徒が本当に多いです。クラスでも授業でもあらゆるところでそう感じます。
子どもたちと一緒に成長する第二高校生活にしたいと思っています。
2017年もあと少し。頑張ろう!
次のバトンは、同期で仲良しの田上剛範先生へ!
創造的復興とは。
池下先生にバトンが渡る前に中継します。化学科の福田です。
私は放送部の顧問をしています。放送部の活動はアナウンス,朗読,ラジオ・テレビ番組の制作があります。先日,報道で昨年の熊本地震で益城町の地表に現れた「布田川断層帯」の活断層3カ所が国の天然記念物に指定される見通しになったという記事がありました。本校放送部もこのことについて,8月から取材を始め,益城町教育委員会学校教育課の坂本先生,活断層の地権者で農業をされている永田さん(坂本先生の教え子さんです。)にお話を聴く機会があり,興味深い内容がありました。
坂本先生のお話の中で,「活断層があって大きな被害を受けたのですが,一方で断層は豊富な湧水をもたらしています。その湧水のおかげで益城町は農業が盛んな町になりました。これまで,断層から多くの恵みももらってきたのです。これからの私の仕事は,断層を先生方や子どもたちに科学的に正しく伝えること,また,この断層と向き合っていくことだと思います。」とありました。
熊本地震後,益城町には多くの学術関係者が訪れています。そこで益城町の現状を説明する場面があります。今年の夏,益城町では,地元の小学生から高校生まで熊本地震,断層のメカニズムについて学ぶ「地震火山こどもサマースクールin益城町」が開催されました。坂本先生もサマースクールの実行委員になっておられました。そこに参加した子どもたちは,現在,益城町に訪れた方々に断層ついて説明する活動を行っています。また,活断層の地権者の永田さんも御自分の畑を用いて地震の語り部として活躍されています。これらの世代を超えた取組は,まさに熊本県が掲げる「創造的復興」の姿ではないかと感じました。
この取材で制作した本校放送部のテレビ番組「この町で出来ること」は,12月16日から開催される第1回全九州高等学校総合文化祭沖縄大会放送部門で発表します。第二高校の生徒にも番組を見てもらい,校内の探究活動の役に立てば幸いです。
では,バトンを池下先生に渡します。