油彩画 振り返り

1年生2枚目の油彩は技法研究です。
前回コラージュデッサンしたモチーフを油彩で描写します。
グリザイユという白黒で明暗の調子だけの画面をつくり、固有色を重ねます。そうすると、立体的な絵になります。

次に、逆に色面で下地をつくり、それを活かし描写します。印象派の技法をイメージしています。

 このことによって、二次元で表現する空間とは何かを意識できるようになりました。

 


 お互いへの批評も冷静かつ論理的になりました。「二つの方法では空気感が全く異なり、ものの距離感にも特徴が見られた。ものとものとの間の色のつながりは美しいと感じた」など、1学期とは感じることも重さが変わりました。
 また、段取りなど気にする意見も多くありました。指導者としてももっと工夫が必要な教材でしたが、まずはやってみる。やってみて考えることの大切さも感じました。