2016年10月の記事一覧

家庭科 味わいくらべ

本校2年生文系には選択で
「フードデザイン」という科目があります。
近未来の大学生活「一人暮らし」で困らないよう
できることを増やしています。

今日の「フードデザイン」では
「味わいくらべ」をしました。
次の写真の3つの液体を味わいました。
香り、色、味。
五感を総動員して味わいました。
どんな違いがあるでしょうか?

家庭科 手作業でつぶす

食生活改善推進員さんにおこしいただく調理実習も
今日は6回目です。
毎回ありがとうございます!

県産大豆を使って呉汁を作っていますが、
呉汁って何かご存じですか?
「大豆をつぶしたもの」を「呉」というそうです。
「呉」を入れた味噌汁だから呉汁。
最近は給食でも提供されています。

大量に作る場合、フードプロセッサーでつぶすと思いますが、
この調理では、昨年とりいれた時から生徒が手作業で
つぶしています。
不思議ですが、機械で砕くよりも
味わい深い仕上がりになるんです。

試食では、おいしくておかわりする生徒たちも。
ぜひ、お試しください!

家庭科 担任の先生から三首

先週から、食生活改善推進員のみなさまにお越しいただいて
毎日調理実習が続いています。

担任や副担任の先生方だけでなく
教科担当の先生、事務室の先生方へ
試食をしていただいています。

ある担任の先生から、
感想とともに三首届けていただきました。
横書きになってしまい趣が十分ではありませんが
御紹介させてください。

*****

生徒らの心づくしの巻きずしを口にふふめばゴマの香(か)広ごる

おのがじし食材生かしてつくりたる巻きずしの味は大人とまがふ

巻きずしをつくりし生徒も満面の笑みを浮かべて「うまし」と応ふ

家庭科 金木犀の花

今週は、学校にある金木犀の花が満開です。
とてもとてもよい香りであたりがつつまれています。

金木犀の花の強い香りが印象的ですが、
咲かせる花の小さくつつましい様子から
「謙虚、謙遜」の花言葉がついています。

花びらを砂糖漬けにしたジャムなどが市販されていて、
金魚が踊っているようなきれいなジャムだそうです。
味わってみたいですね!

家庭科 韓国風のり巻きって

本日も10名を超える東区の食生活改善推進員のみなさまにお越しいただき
実習することができました。
ありがとうございました!

さて、昨日書いた献立ですが
「韓国風のり巻き」って書いてるけど、
何がどうだと「韓国風」なの?という疑問が・・・。

韓国ののり巻き「キンパ(キムパブ)」ですが
「キム」が海苔、「パブ」がごはん。
「塩とごま油で味付けした飯」で作る、というところで
今回「韓国風」と名乗っています。

具については、王道は5色の食材を使うのだそうですが、
具を入れないものが有名な地方もあるそうです。
食欲そそられますね。

家庭科 呉汁とのり巻き

食生活改善推進員さんに御協力いただいての調理実習も
10年(?)になりました!
本当にありがとうございます!

毎回、1班に1人ずつ担当していただき
御指導いただきながら、生徒たちは会話も楽しんでいます。

今回地震があり、大変な状況の中お越しいただくのは恐縮でしたが
快くお引き受けいただき、今日が初日となりました。

今年は、昨年大好評だった「呉汁」と
初めての取組「韓国風のり巻き」です♪
これから11月4日までの残り9回、
大変お世話になります!
1年生のみなさん、どうぞお楽しみに!

家庭科 米も大麦も!

前回御紹介した”焼き米”も
今風に言えば、”シリアル”の一種だったり
”グラノーラ”の一種だったりしますよね。

”シリアル”とは、穀物または穀物の加工食品を意味しています。
”シリアル食品の起源”ともいわれる、グラノーラですが
もとはグラハム粉から作った加工品が起源だといわれています。

近年とっても流行しているグラノーラですが、
みなさんお召し上がりですか?
オート麦、小麦、トウモロコシ粉などが使われているものが一般的ですが、
熊本には日本で初”大麦”から作ったものが販売されています。
地産地消にいかがでしょうか?

家庭科 焼き米って知ってる?

焼き米も、熊本に古くから伝わる保存食です。
室町時代から、戦の兵糧や旅の食料に使われ、
古くは日本全国にあったそうです。
熊本では、現在山都町で生産されています。

私自身は、阿蘇で製造する様子を見せていただいたことがあり
こんなに便利な食べ物が!と、最近でも時々食べています。

今回使用させていただいた焼き米は、
あいがも農法で育てられたお米で、
しかも発芽玄米。

大学生になって一人暮らしをする生徒のみなさん
一人暮らしで便利だよ~! 

家庭科 「こるまめ」って知ってる?

みそだまの具にはいろいろな地域の伝統食材を加えています。
中でも珍しいと言われるのが「こるまめ」
熊本に古くから伝わる「干し納豆」です。
起源も諸説あるようですが、
加藤清正の時代だと伝わっています。

納豆に塩を振って乾かしたものですが、
豆同士がくっつかないように、
小麦粉や米粉をまぶしてあるそうです。

みそだまに「こるまめ」が入ると一気に
「納豆汁」になります!
皆様、お試しください!

家庭科 南関あげって便利!

みそだまの外のコーティングに
砕いた「南関あげ」を使っています。

油抜きの必要もありませんので、
普通に味噌汁を作る時にも、
出来上がりにぱっと入れるだけで
コクのある美味しい味噌汁が出来上がります。

本当は5mm角に切ったものをまぶすと
もっと可愛く仕上がるのですが・・・。

学校が避難所になっていた頃、
朝の味噌汁で何回か登場しました!
手軽でおいしくて重宝しましたよ!
ぜひ、皆様お試しください。

家庭科 みそだま作りました

家庭基礎の授業では
今週「みそだま」を作っています。

乾燥食材を組み合わせていますので
冷蔵庫で1週間、冷凍なら1か月大丈夫です。
大学へ行って一人暮らしでも、これがあれば!

ベースとなる味噌も県産食材で作ったものを、
「南関あげ」や「こるまめ」、「大麦のグラノラ」など
他の食材もできるだけ地元の食材を使っています。
1年生が家庭へ持って帰りますので
ぜひお楽しみください!