職員室ブログ

平成29年度 スタート!

化学科の高崎です。

好きな言葉は「connecting  dots」
 (※ この言葉は、スティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学の卒業式にてスピーチした際の冒頭の言葉です。)

第二高校に赴任し、1年が経ちました。

昨年度は、2年担任として、野球部顧問として、教科担当として、多くの生徒たちと関わることができました。

 
 さて、こんな私ですが、クラス開きの際にこんなことを生徒たちに言いました。

 

「この1年間、青春しようぜっ!!」

 
 生徒たちは、キョトンとしたり、ニヤリとしたり、反応は様々でしたが、その後、「青春っていったい何か?」を考えてもらいました。

 「青春」とは、いったい何でしょうか?

 様々な答えがあると思いますが、私は「楽しい=青春」がその答えでないことだけはこの場を借りて伝えたいと思います。

 さらに言うならば、青春の中には「ほろ苦(にが)さ」や「迷い」などのスパイスが含まれていると思います。

「ほろ苦さ」といえば、恋愛を連想するかもしれませんね。私が高校時代にお世話になった先生が、「人間として一回り成長するためには、恋愛をして、告白をして、そしてフラれることだ」とおっしゃっていました。(笑)

 話は戻りまして、この1年間、本当の「青春」ができましたか?やることが多くありすぎて、何から手を付けて良いのか分からず、中途半端に終わっていませんか?プロセスさえしっかりしていれば、中途半端でも青春なのかもしれませんね。

 
 昨年度、青春100%の人も、50%の人も、10%の人も、年度が替わり、気持ちを一新し、新しい青春に向かって日々を謳歌していってください。無駄な一日なんていうのはあり得ません。全ての日々が未来に繋がっています。一見、自分の将来とは関係の無いように見えても、どこかで必ず繋がります。そう、それが「connecting  dots」です。

 

 次は、同期の緒方(泰)先生、よろしくお願いしますね。

吹奏楽の練習

音楽の南です。山口先生から随分と時間が経ってしまいました。申し訳ありません。

吹奏楽の定期演奏会に向けての練習の様子、その報告と演奏会のお知らせなどしたいと思います。

 

学年末考査が終わり、部活動の再開で久々に指揮をしました。といっても楽曲は生徒にも私にも初めての3曲。

 

「祝典序曲(D.ショスタコーヴィチ)」
「ディスコ・キッド」
「アフリカン シンフォニー」

 

これら3曲は今度の定期演奏会でOBと共演を予定している曲です。吹奏楽部は5年に一度、第二高校吹奏楽OB会と共演をいたします。今年がその年にあたります。現役生44名とともにOB会の方も同じステージで演奏をします。楽曲を何にするか、どのようなスケジュールで練習を進めるか等、昨年から話し合いを続けてきました。たまたまここ数年、定期演奏会でも演奏していない曲なので、逆に新鮮味にあふれていて、良い意味で緊張感も高まります。

初回の練習ということで3曲とも私が指揮をしましたが、当日は大先輩のOBが2曲、私が1曲を担当します。また1部ではコンクールに向けて取り組んできたもの、これから夏に向けて取り組んでいく3曲を演奏します。3部では演奏だけでなく、歌唱、演技も冴えわたるステージが展開されます。

 

3月20日(日)県立劇場にてお待ちしています。

「目標がその日その日を支配する」

 バトンを受け取りまして、すでに1か月。月日が過ぎるのは早いですね。
 美術科、染森です。
 2回目の第二高校勤務です。18年前、初任として4年間お世話になりました。12年ほどあけて、2回目の第二高校4年目になりました。たまに、お姉ちゃん・お兄ちゃんが教わりましたと言われ、うろたえます。お母さんでなくてよかったです。
 美術の先生というよりGLの先生になっている今日この頃、家庭科田尻先生にご教授いただいて、探究活動や評価の勉強をしています。そんなある日、むかーし、第二高校のある教室にクラスの目標としてこんな言葉が掲げられていたのを思い出しました。
 「目標がその日その日を支配する」
 当時から大活躍していた松坂大輔選手の座右の銘です。この言葉と評価研究がピタッと重なったんです。評価というのは一方的にされるものではなく、指導者と生徒が共有する到達目標なんですね。やるべきことが定まれば、人はそれにふさわしく行動するのだと、しみじみ感じたことでした。
 ところで、近頃の私の楽しみは「今日のさわやかさん」を見ることです。小学校1年生の子どもの学級通信に「今日のさわやかさん。〇〇さんがごみを拾ってくれました」とか書いてあって、毎週楽しみにしています。先日、やっと娘がさわやかさんになってくれました。「教卓の周りをきれいにしてくれました。」とあったので、よかったねと伝えたら、「係の仕事を当たり前にやっただけよ」と、クールなお返事でした。さすが、さわやかさん。
 次のバトンは芸術つながり音楽南先生と書道山口先生にお渡しします。どちらが先に気づくでしょうか?

 

化学科の浦川です。

 みなさん、こんにちは。今年第二高等学校に赴任しました浦川卓です。更新が遅くなりすみません。改めまして、よろしくお願いします。

 
 現在私は、2年8組とS組の副担任をさせて頂いており、担当教科は化学、部活動の顧問は女子バスケットボール部です。高校生の時から理系科目が大好きで、大学時代は化学実験に没頭する毎日でした。

 
 ところでみなさん、今年のノーベル賞はチェックしましたか?最近は多くの日本人が受賞していますね。それぞれの研究や受賞者の言葉を少し調べてみるのも良いかもしれません。知的好奇心の海に漕ぎ出しましょう!その道のプロフェッショナルの生き方は、みなさんにヒントを与えてくれるかもしれません。ここでは、2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授の言葉を紹介したいと思います。

 

 「いちばん辛いときは、その辛さを克服できる一歩手前だというようなことを書いているものもありました。もうダメだと思っても、もう一踏ん張りすれば新しい展開が待っている、と。『やっぱり高く飛ぶためにはかがまなあかんねんやと』と励まされましたね。高く飛ぶためには思いっきり低くかがむ必要があるのです。」


 何をしてもうまくいく時もあれば、何をしてもうまくいかず空回りする時があります。そんな時に、私は偉大な先人の言葉をかりて、自分を見直す時間をとっています。時間がないときでも、一旦落ち着いて無理やり休憩をとります。肝心なことは、うまくいかない時こそどう振る舞うかだと思っています。ちょっと一息、ブレイクタイムです。おすすめ物質は、頭の栄養源ブドウ糖C6H12O6!(三年生は、α―グルコースの構造式は書けますよね?)そして脳の活性化剤カフェイン。勉強のお供にいかがですか?


 最後に、次のブログは染森先生にお願いしたいと思います。よろしくお願いします!

地歴・公民科 西岡です!

 みなさん、こんにちは。今年から第二高等学校で勤務しています西岡雅士です。よろしくお願いします。

 私の担当教科は「公民」(倫理、現代社会)です。しかし、昔から公民が好きだったわけではありません。高校生の時は「現代社会」の成績は「3」…。得意な教科は「数学」で、1年生から3年生まで成績はずっと「5」でした。そんな私が今は公民を教えています。世の中、どのようになるかは誰にもわかりませんね。

 さて、みなさんの中には、「勉強なんてしたくない」「なぜ勉強をしないといけないのか」など、勉強が嫌いな人もたくさんいるのではと思います。私も昔は勉強が好きではありませんでしたが、歳を取るにつれて昔もっと勉強をしておけばよかったなぁとつくづく思います。何か新しいことを勉強したいと思っても、きっかけや時間の余裕がなかったり、お金が掛かることもあります。

 私は前任校で進路指導部として就職を担当していましたが、就職試験のために頑張っている生徒の姿を見ているうちに自分も何かに挑戦してみようと思うようになりました。

 そんな時に出会ったのが『数の歴史』という本です。この本は、「数字の誕生」「ゼロと無限」「数をめぐる考察」など、数学に関する知識がたくさん載っていて、数学っておもしろいなぁ、すごいなぁと感動させられました。この本を読み、また、昔から数学が好きだったこともあり、もっと数学を勉強したいと思い、時間がある時に気分転換の意味もあって少しずつ色々な本を読み始めたところです。 

 みなさんも「今すべきこと」「今だからできること」、「今しかできないこと」が必ずあると思います。後で後悔しないためにも、失敗を恐れずにいろいろなことに挑戦してほしいと思います。

 最後に、次のブログは浦川先生にお願いしたいと思います!!