SSHブログ

生活に科学が詰まっている

プログラム④は1・2年生普通科です。
ホールでの体験を含めた講演会でしたので
一部は代表者がステージ上での体験となりました。
代表となってくれた人、
御協力ありがとう!

ステージ上では、
3種類の液体の味わい比べをしました。

それぞれの講演会の感想が
早速寄せられています。
ほんの一部しか、しかも抜粋でした御紹介できませんが、
ぜひ御一読ください。

生徒のみなさんへは、
お互いの感想をシェアできるよう
SSH便りを予定しています。
お楽しみに!

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〇私は"いただきます"や"ごちそうさま"などの言葉に
普段の食事で感謝の気持ちをきちんと込めて言えていないと思った。
私は栄養教諭になる夢を叶えられたならば、
生徒達に、五感+こころで味わいを感じるために、
目に見えないつながりの存在を理解させ、
それらに感謝して食べること、
また、それを通じて得られる喜びを
教えられる存在になりたいと強く思った。
また、アーモンドの実験で、五感のフル活動により、
嗅覚の機能が想像以上にすばらしいことが分かったため、
普段の食事も細かい部分に気を付け、
考えながら味わい、食と関わっていきたいと思った。

〇いつも当たり前のように食事をしていますが、
今回の講演を受けて、
生きているものを頂いているのだと改めて実感しました。

〇食べものは、身体だけでなく、
心などの精神的な部分にも関係しているとを知ったので、
栄養バランスのよい食事を心がけたいと思いました。

〇普段私たちが食べてるのは、
人間や他の動物が取るまでは生存していた動物ということを聞いて、
確かにそうだなあと思います。
米などは感情がないけど、
確かに命があるのでもっと大切に食べのもを食べていきたいと思います。

〇僕は今まで食事は味わうことをせず、
さっさと飲み込んでしました。
しかし、今回の講演会で、
五感を使って味わうことや
食べ物のありがたさを学ぶことができました。
今まで深く考えたことがなかったのですが、
ほとんど全ての食べ物は命が関わっていると気づかされました。
アーモンドさえも大地、水、受粉するための虫や鳥、
さらにアーモンドを生産する人や出荷する人と
様々な過程を経て私たちの元へ届いていると思うと
感謝せずにいられません。
今後食事の際は、食べ物を五感で味わって食べようと思います。

〇最後の質疑応答の時に、先輩方が生活の中での食に関する疑問を出していて、
すごいなと思った。
私は、五感が脳に及ぼす影響について知りたいと思ったので、
本などで詳しく調べてみようと思う。

〇今はその人間に備わっている五感というものをフルに活用して、
今あるこの命、そして人生を楽しもうと思います。

〇今回のこの「食」に関する講話を聞いたことで、
明らかに自分の「食」に対する感じ方が変わったなと感じています。
品川先生の、「食べる前に何回ありがとうを言えているのか」
という言葉がとても印象的で、胸に響きました。
これからは、「食」に対して
「ありがとう」という感謝の気持ちをしっかり持ち、
また、家族といろいろはなして
五感を研ぎ澄ませながら食べていき、
自分の味覚を総合的に全てアップさせていきたいです!


*****

品川先生、広い会場を縦横無尽に動きながら講演していただき
ありがとうございました!
700人を越える人数が
一体感を感じた講演だったと思います。

五感を科学するプロジェクト SSH特別講演会

 熊本地震の時、食や水に苦労した人も多いと思います。そのとき、一杯の水、急須で入れたお茶、出汁の味に、心から癒された経験はありませんでしたか?
 今年度のSSH特別講演会は味覚に焦点を当て、また「文部科学省指定教育課程研究校指定事業」との共同プロジェクトとして行いました。講師として学習院女子大学教授品川明先生をお招きして11月15日から17日まで、6つのプログラムを行います。
 今日はその第一弾です。まずは、写真をご覧下さい。詳しくは、後日生徒の感想も含めて掲載します。

1年理数科、美術科合同の講義でした。両方の持ち味が出たワークショップでした。

⑦時間目はアサリの解剖実習、普通科、理数科、美術科の共同事業です。アシスト役の美術科、理数科の動きが素晴らしかったです。

アサリの口はどこ?

SSH 県スーパーハイスクール指定校合同発表会

【熊本県スーパーハイスクール指定校合同研究発表会】

熊本県のSSHスーパーサイエンスハイスクール、SGHスーパーグローバルハイスクール、SPHスーパープロフェッショナルハイスクールの指定校と八代工業、宮崎北高校も参加して合同発表会がありました。300人を超える高校生が一堂に会して互いの研究を発表、交流しました。大盛況でした。

理数科 関西研修 第2日

8/9(水)SSH関西研修、第2日目は、平成29年度SSH生徒研究発表会(神戸国際展示場)に参加しました。この発表会は全国のSSH指定校(203校)、海外の高校からも参加し、各学校の研究のポスターセッション発表会です。本校からも理数科3年物理班(3人)の研究、「ダイラタンシー現象の最適条件」が出場しました。生徒たちは各学校の発表を聴き、疑問に感じたことを質問していました。8/10(木)最終日は、ヤクルト本社兵庫三木工場、理化学研究所播磨地区大型放射光施設SPring-8とX線自由電子レーザー施設SACLAを見学、19時11分に熊本駅到着予定です。

「ダイラタンシー現象の最適条件」の発表の様子

神戸国際展示場にて

理数科 関西研修 第1日

8/8(火)〜8/10(木)、理数科2,3年生の希望者32人が兵庫県を中心にSSH関西研修に参加しています。第1日目は、甲南大学フロンティアサイエンス学部生命化学科の先生の講義、博士課程の学生の方からの研究発表を受講、大学の施設見学を行いました。また、理化学研究所計算化学研究機構 (RIKEN AICS)京コンピューターを訪問しました。京コンピューターのスケールの大きさに生徒たちは大変感動していました。8/9(水)は、平成29年度SSH生徒研究発表会(神戸国際展示場)に参加し、全国のSSH校、海外の高校生と研究に関する活発な意見交換を行う予定です。

甲南大学フロンティアサイエンス学部生命化学科研修

大学内に展示してあるDNAの模型

京コンピューター